ティアマトの泪⑧_智慧を与えられた人類
ティアマトの泪シリーズ、
シリーズ記事⑦DNAに秘められた古代地球の歴史
からの続きです。
(⑦と⑧の間の記事:シリーズ番外編はこちら)
さまざまな宇宙種族の
さまざまな思惑が絡み合いながら
複雑に改良を重ねられ、
多くの制限が課されていつつも
丈夫で生命力が強く
ある程度知性のある人類種が
創造されていきましたが
アヌンナキとしての
地球総司令官の立場にあった
エンキの兄エンリルは、
エンキ達の取ったその方針には
断固反対でした。
与えてしまった知性によって
この創成初期の人類種がゆくゆく進化し、
自分たちに逆らうようになったり
自分たちの種族の支配体制が
脅かされることがあってはいけない。
また、彼らが爆発的に増えてしまったり、
何某か歯止めの利かないような
ことになってしまったらどうするのだと
エンキら研究グループが庇護しながら
大事に育てていた創成初期の人類種を、
当時エデン(エディン)と呼ばれていた
彼らのテリトリーの外へと
追い払ってしまいました。
エンキは兄の立場でありながら
弟のエンリルのほうが
ニビルの王位継承者とされ
立場が高かったため、
エンキはエンリルの取った行動に
抗うことができませんでした。
彼らの文明においては
ニビルの血筋をいかに濃く継承しているかで
優位性が決まっていましたが、
エンリルの母はアヌ王の正妃アンツで
両親ともにニビル系である一方、
エンキの母イド(イェド)は
ヘビ族であったため、
エンキにはヘビ族の血が
流れていました。
(エンキはサーペント(大蛇)を
シンボルとして紐づけられたり
していますね。)
ヘビという生き物は、
世界の様々な神話や古史古伝の中で
「智慧の保持者」のシンボルとして
(または悪知恵を授ける悪魔のように
わざと悪者的な存在として)
描かれたりもしています。
旧約聖書において
『イヴは、ヘビにそそのかされて
神から「決して食べてはならない」と
禁じられていた智恵の木の実をもいで
アダムにも食べさせたことによって
智恵(羞恥心)を持つようになってしまい、
それに怒った神によって
エデンの園から追放された』
という人類の原罪の話が描かれていますが、
このエデン追放の神話は
前の記事:星暦 シリーズ番外編の中でも
少し触れましたが、
シリウス系種族から地球人類種への
ある種のギフトともいえるDNAの操作や、
子孫を残して自発的に
自らの種族を増やすことができるように
エンキ達が改良しようと努力したものの、
結果的に、
地球上での労働に向く人類を創るはずが
ニビルの立場を危うくさせる訳には
いかないという考えのエンリルを刺激し
激怒させてしまったという、
まさにこのあたりのことを髣髴とさせますね。
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シリーズ①~⑧までのお話はこちら
この度、Salon de GRACEから
Salon de LUMIERAへ、サロン名を変更
いたしました。引続きのご愛顧を宜しく
お願いいたします。(2025.9.23追記)
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