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7月, 2025の投稿を表示しています

宙を象る~ 天に坐すもの・地に坐すものが織り合される瞬(とき) ~

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 天の川🌌(Milky Way)を挟んで その両岸に明るく輝く ヴェガ(織姫星)とアルタイル(牽牛星) 方角的に観た場合、ではありますが 新暦の七夕から明日ぐらいにかけて 太陽系の中心から地球を見やるならば 天に輝く天の川のもと、 織姫が佇む岸辺の方角から 牽牛が待つ対岸のほうへと 宙の海を地球が月を伴って 渡っていくようにも視えます。 そして地球が、 天の川が輝く真夏の宙を渡りきると 翌7月25日に新月を迎えるのですが、 この新しい月は閏月となるので 閏・水無月の朔日となります。 (旧暦の太陰暦では、 今年2025年は「13か月」あります。) マヤの暦でも7月25日は 一年の最後に迎える 「時間を外した日」にあたりますね。 陰陽統合・天地合一の兆しが、 時空を超えた永遠の「今」が、 いろんな暦に顕れるという 面白い日になりそうです。 またこの同じ日に、太陽系の星々たちも 太陽ー月ー地球ー冥王星と一直線に並びますし その線とグランドクロスにはならない角度ですが 金星と火星も太陽を挟んで一直線に対峙します (※太陽系内全体を俯瞰して見た時の 現在の星たちの実際の位置関係であって、 地球から見て「見かけ上そのように見える」 という配置ではありません) 7月1日にUPした 「星暦」の記事 にも 少し書きましたが、7月5日ごろに シリウスー太陽ー地球が直線状に並びました。 そして、天の川を渡っていきながら 夏から秋の空気へと入れ替わっていく 土用のタイミングで今度は 7月25日に太陽ー月・地球ー冥王星が並び 閏月を迎えるという流れがあり、 天空でも太陽系内でも地上でも 陰陽のみならず、もうあらゆる象りが 一斉に共鳴し響き合い、 一挙に織り合わさって 新たに糺されていくかの如く、 隠されていたものたちの再生・復活、 これまで君臨していたものの崩壊 といったダイナミックな瞬間が 時空に刻まれつつ過ぎていっています。 天空の事象は、地の事象と鏡合わせで どちらもがお互いの反映なので おそらく、個々人のレベルでも 生まれ直しのような大きな変化や 難易度の高いチャレンジを迎えている方も 価値観を見直すきっかけがやってきたり、 よりバランスのよい在り方を探して 模索したりというタイミングの方も 多いのではないかなと思います。 この時期に起きてくる出来事は 自分自身の魂の進化の...

「感謝」と「反射」 細胞という小さな命に宿る叡智とは

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大学の研究室に居た頃、毎日のように 顕微鏡で細胞の様子を覗き込みながら 過ごしていました。 地球に生命が誕生してから35億年とも いわれますが、今回は、 私たちの細胞一つ一つに宿されている 素晴らしい叡智とパワーについてのお話です。 私たちの住まう物理次元は 対象に意識を向けることで 物事が顕現するという仕組みを持ちます。 普段、自分の躰のパーツならまだしも、 それを構成する細胞の一粒一粒となると 特に意識することなく 過ごしてしまいがちですが 私たちの細胞は、35億年の生命進化を経た、 まさに地球の生命史を丸ごと抱えた ものすごい存在です。 そして傷を負った時などに 「ごめんね、いつもありがとう」 って細胞たちに労わって感謝をすると 何も意識しない時より 回復が早まるということを 皆さんも経験したことが あるのではないでしょうか。 でもそれは、たまたまでも 偶然でもありません。 あなたがそこに‘感謝’を向けたからこそ 細胞の奥深くに眠る叡智が それに瞬時に‘反応’し 呼び起こされたのです。 躰の組織がどこか傷つくと、 その組織の細胞たちは 傷の周りを止血しながら 傷口を修復し始めます。 止血しながら、ということは まだ地球に酸素が無かった頃の  生命記憶が細胞のなかで 呼び起こされ、その仕組みで 傷が修復されていっている ということです。 35億年前の叡智が 今ここで再び起動するって すごいことですよね。 この細胞の叡智と力は あなたがその働きについて 何も知らなくても、全く無意識でも、 もちろん自然に発動して 傷の修復が起きていくのですが、 躰の主たるあなたからの 意識的な感謝によって、より活性化します。 それはもう、鏡のように 即座に反応することが 科学的にも証明されています。 もの凄い回復力を顕わにし 再び元の状態の躰に戻し、 元気をもたらしてくれるのです。 ‘感謝’という光を当てることで 細胞の奥深くに眠る叡智が目を醒まし、 そのパワーを最大限発揮して 私たちに‘反射’してくれる。 その反射によって私たちは 生きる力を取り戻し、 自分が生かされていること、 生きる力にいかに 満ちているのかということを 感じることができます。 あなたも細胞という小さな命との 鏡合わせの対話を通じて、 自身の内なる宇宙の叡智や 35億年に及ぶ豊かな命の流れを 今一度じっくりと...

遥かなる時空を超えていのちの光があなたを照らす

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いついかなるときも あなたを照らしてくれている あなた自身の命のひかりを 感じて頂けますように、 ちょっと久しぶりに 光ノ言ノ波シリーズ恒例の プチワークをお届けします♡ 外から何かを足さなくても すでにあなたがあなた自身を 煌々と照らす 美しいひかりそのものです。 そして、その美しい存在である あなたは、今世この星・地球に 何を体験しに、 または何をもたらしに はるばるやって来たのでしょう? ワークをスライドにまとめましたので 是非ご一緒にやってみましょう♪ --------------------- ゆっくりと目を閉じて 頭の中のざわめきからも離れて みぞおちの中心にある 魂の座に坐す まばゆい光を見つめます あなたの内に宿る その聖なる光を見つめながら ゆっくりと深い深い呼吸を 繰り返しましょう (みぞおちにそっと手を当てても良いです) どこかから与えられるでもなく 減ることも尽きることもなく 己の内に滾々と涌き出でては 己が身に流れてゆく 命のエネルギーをただ感じましょう では、 この美しいあなたの内なる光のなかに、 その美しく輝く珠のなかに 意識ごと吸い込まれていくように 入っていきましょう 今日、外側で何が起こっていたとしても どんな出来事を体験したとしても ついさっきまで 感情が波立っていたとしても 内なるあなたの神域にやどるこの光は どこも欠けることなくひずむことなく 穏やかで、眩しいけれど優しい 慈しみと歓び、豊かさ、安らぎ、 愛に満ち満ちて落ち着いています 光の繭玉に包まれて 心からくつろぐ至福を、 いま、全身全霊で感じましょう これが、魂が躰に宿る前、 この人生がスタートする前の あなた自身です。 そして、 光の繭玉の中から外を意識してみると 広大な宇宙が視えます 数えきれないほどの星や銀河が 輝き、またたいています そのなかに、あなたがふと心惹かれる 青く輝く星が、遠くに見えてきました そう、私たちの住まう星 地球 碧く美しく輝くマザーアースです 星の輝きに魅入られながら あなたは、光の繭玉のなかで 「ああ、あの星に行ってみたい」と いつしか夢を抱きました さぁ、あなたはどんなことを体験しに 地球へ降りてこようとしたでしょうか (明確に分からなくても、 上手く思い出せなくても、構いません ワクワクとした期待感?少し不安? そんな感覚的なことで...

ティアマトの泪⑧_智慧を与えられた人類

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ティアマトの泪シリーズ、 シリーズ 記事⑦ DNAに秘められた古代地球の歴史 からの続きです。 (⑦と⑧の間の記事: シリーズ番外編はこちら ) さまざまな宇宙種族の さまざまな思惑が絡み合いながら 複雑に改良を重ねられ、 多くの制限が課されていつつも 丈夫で生命力が強く ある程度知性のある人類種が 創造されていきましたが アヌンナキとしての 地球総司令官の立場にあった エンキの兄エンリルは、 エンキ達の取ったその方針には 断固反対でした。 与えてしまった知性によって この創成初期の人類種がゆくゆく進化し、 自分たちに逆らうようになったり 自分たちの種族の支配体制が 脅かされることがあってはいけない。 また、彼らが爆発的に増えてしまったり、 何某か歯止めの利かないような ことになってしまったらどうするのだと エンキら研究グループが庇護しながら 大事に育てていた創成初期の人類種を、 当時エデン(エディン)と呼ばれていた 彼らのテリトリーの外へと 追い払ってしまいました。 エンキは兄の立場でありながら 弟のエンリルのほうが ニビルの王位継承者とされ 立場が高かったため、 エンキはエンリルの取った行動に 抗うことができませんでした。 彼らの文明においては ニビルの血筋をいかに濃く継承しているかで 優位性が決まっていましたが、 エンリルの母はアヌ王の正妃アンツで 両親ともにニビル系である一方、 エンキの母イド(イェド)は ヘビ族であったため、 エンキにはヘビ族の血が 流れていました。 (エンキはサーペント(大蛇)を シンボルとして紐づけられたり していますね。) ヘビという生き物は、 世界の様々な神話や古史古伝の中で 「智慧の保持者」のシンボルとして (または悪知恵を授ける悪魔のように わざと悪者的な存在として) 描かれたりもしています。 旧約聖書において 『イヴは、ヘビにそそのかされて 神から「決して食べてはならない」と 禁じられていた智恵の木の実をもいで アダムにも食べさせたことによって 智恵(羞恥心)を持つようになってしまい、 それに怒った神によって エデンの園から追放された』 という人類の原罪の話が描かれていますが、 このエデン追放の神話は 前の記事:星暦 シリーズ番外編 の中でも 少し触れましたが、 シリウス系種族から地球人類種への ある種のギフトともいえるDNA...

星暦(ほしごよみ)~ 七夕に迎えるシリウスの光 ~ (ティアマトの泪シリーズ特別編)

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 (「ティアマトの泪」シリーズ アヌンナキと地球の関わりについて 連載記事を綴っている途中ですが、 僅かながらそれらと関連性もあり また、地球における特異点となる日が 近いので少し別記事を挟みます。) ---------------- あっという間に夏至を過ぎて、 早くも7月。 もうすぐ七夕ですね。 そして、新暦における今年の七夕 の前後の宙模様は とても神聖でとても特別です。 そのお話に入る前に ちょっと前置きになりますが、、、 誕生間もない頃の地球の 地軸はブレがなく真っすぐでした。 (その頃の地球の1年は365日ではなく  360日だったとも言われています。) しかしながら、 その昔に起きたポールシフトによって 地軸は約23.4度傾いてしまい その時から地上の各地において 季節の変動が見られるようになります。 そして 四季の移ろいに加えてもう一つ、 大きな変化が起きました。 本来ならば その位置が変わってしまうことはない 「天の北極」が移り変わっていくという 「歳差」が見られるようになりました。 地軸が、傾いただけでなく 軸にブレ(=歳差運動)が生まれたことにより 北極点が周回し もとの場所に位置するまでに 実に2万6千年の歳月を要します。 恒星との位置関係から このズレを読み解いていくと 72年で1度(2160年で1星座分) のずれが生じます。 古代シュメールにおいて 占星学が編み出された頃 春分点はまだ牡牛座にありました。 アヌンナキのエンリルが それこそ「神」として地球の全権を握り 支配していた頃のことです。 (シュメール神話において牡牛座は エンリルの象徴でもありました。 ニビルは謂わばプレアデスから派生した星 (人工的に創られた惑星)です。 地球から見て 牡牛座のイータ星(プレアデスのアルキオネ) は、ちょうど牡牛座と双子座の 境目ぐらいにあります。 つまり当時の地球の春分点(=暦の起点) はプレアデス星団の中でも中心たる星、 アルキオネの輝く方向にありました。 当時のアヌンナキのなかで ニビルの先代王の息子であり、 地球の総支配者たる地位に居たエンリルには 雄牛がシンボルとして充てられました。 ちなみにエンリルの兄、エンキには 頭部が山羊、半身が魚という 半獣半魚の山羊座が シンボルとしてあてられました。) そして、そこから実に6000年以...